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2007年6月2日

2007年6月 2日 (土)

スーさんの思い出

挿し餌から一人餌に変わり、順調に成長しているように見えましたが、心配な事がひとつ・・・鳥の命とも言える羽がきれいに生え揃わない事。ごはんは沢山食べているのに何故??と思い、友人を通じて動物園の獣医さんに見てもらう事になりました。スーさんの状態を見るなりすぐ取り出したのは「ミルワーム」。ピンセットで一匹つまんで口元に近付けると「ぱくっ」とあっという間にたいらげ、もう次から次へと食べる食べる・・・・・・・その時動物性のたんぱく質が必要だったんだという事を知り、「野鳥→粗食→米や草の種」と思い込んでいた私が間違っていたことに気付きました。獣医さんから当面のミルワームとビタミン剤、ヨードを分けていただき帰宅。【野鳥のヒナに関するお話もしっかりと聞きました(野鳥を拾わないでキャンペーン)】
その日から、今まで足りなかった分を一気に補うかのようにミルワーム中心の食生活になり、あっと言う間にフサフサに・・・「あ~ 虫嫌いじゃなくってよかったぁ~」

朝起きると、ケージから飛び出してきてお気に入りのカーテンレールへ、しばらくして「ごはんだよ~」と餌をチラつかせると降りてきてごはんの時間。その後髪の毛と戯れながらバサバサと「髪浴び」、終わると私の手の平の上でぺた~っと座り込んで少しウトウト・・・。これが毎日のお決まりメニュー。 繁殖の季節になると自分のお気に入りの場所を死守すべく常に下を見張り、不用意に近づくと攻撃されました。(←だから多分オスかな)
くちばしの色も非繁殖期になると黒っぽい色から黄色みを帯びた茶色に変わり、季節による変化がハッキリとしていました。人に育てられてもやっぱり野鳥ですね。

途中、呼吸器系の炎症から2回ほど通院してお薬を飲みました。見た目には治ったように見えたのですが、それがきっかけで他も悪くなってしまったのか、4年前の4月28日、突然旅立ってしまいました。止まり木から急に落ちて、ものの5分程、あっという間の出来事に何もなす術も無く、ただ名前を呼んであげることしか出来ませんでした。空っぽの鳥小屋、朝起きても聞こえない鳴き声・・・・本当に寂しくて辛い日が数日続いていた時、突然手渡されたヒナヒナの黄色いインコ・・・悲しみを癒すのはこれしかない・・・と主人が買ってきたのです。心の準備もなくいきなりだったので、戸惑いはありましたが、そんな事言ってられません。また夢中で挿し餌の日々が始まりました。

インコに関しても全くの無知だったので、同じ間違いをしてはいけない・・・と思いネットで情報を集めていた時、「空の虹の橋」のお話に出会いました。読んでいる途中から涙があふれ、最後までやっとの思いで読み終えたとき、頭の中に茶色の羽を思いっきり広げて飛んでくるスーさんがハッキリと見えました。「いつか。また会える・・・」そう思った時、心が少し軽くなりました。

スーさんを飼うと決めた時「どんなに短い一生でも野鳥として暮らす事が幸せなんじゃないか・・・でも成長が遅れてしまったのは私の責任、きちんと世話をするべきだ・・・いや、それは情が移ってしまったスーさんを手放したくないという私のエゴじゃないか・・・」といろんな思いが頭の中をグルグルとめぐりました。結局病気にもしてしまったし私のした事はスーさんにとっては良い事ではなかったかも知れません・・・・でも私はスーさんのおかげで、小鳥と暮らす楽しさを知る事が出来たし、苦手だった動物を好きになれたんです。

本当にスーさんに感謝・・・スーさんありがとう・・・・

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